りんすず食堂の「レモンラーメン」650円(撮影/写真部・堀内慶太郎)
りんすず食堂の「レモンラーメン」650円(撮影/写真部・堀内慶太郎)

 男も食すなる拉麺(らあめん)といふものを、女もしてみむとて、するなり──。女子に人気のラーメンについて、食べ歩き歴13年、年間600杯以上食べ歩くラーメン女子・森本聡子さんに聞きました!

【写真】ワインが合うまぜそばも! 男子も食べたい“女子ラーメン”

■りんすず食堂 レモンラーメン(650円)
蕎麦店で修業した店長が開いた。スープは、鰹の出汁と熟成醤油を合わせた日本蕎麦のつけ汁をベースに、鶏、昆布、干し椎茸の煮汁を加えた。レモン1個分の輪切りがトッピングされ、好みのタイミングで外して食す。「レモンは10秒間入れて取り出すのが、一番おすすめです」(森本さん、以下同)。醤油の香ばしさとレモンの酸味が食欲をそそる

東京都江東区大島5-7-3/営業時間:平日11:30~15:00、18:00~21:00 土・日曜11:30~21:00/定休日:月曜

■MENSHO 護国寺 潮らーめん(1000円)
「どんぶりの中にフルコースを」をテーマに、鯛と真昆布、塩と天然の温泉水とでつくったまろやかなスープに、細麺をからめたリッチな一品。マグロのワンタンや鶏のレアチャーシューがトッピングされ、ホタテのコンフィとカラスミが皿の縁を彩る。「女子ラーメンは見た目も重要。見るだけでテンションが上がります」

東京都文京区音羽1-17-16/営業時間:11:00~15:00/定休日:火曜

■ミライゑ 牛煮込みまぜそば(800円)
醤油ベースの特製ダレがからんだ麺の上に、赤ワインと醤油、スパイスで煮込んだとろける常陸牛の煮込みが。さらに卵たっぷりの手づくりタルタルソースがかかり、混ぜると口の中で絶妙なハーモニーが生まれる。タルタルは温泉卵に変更可能で、よりマイルドで優しい味に。「私は絶対タルタル派! ワインがとても合うラーメンです」

東京都北区志茂2-59-20/営業時間:平日11:00~15:00、17:00~22:00 土日祝11:00~22:00/不定休

■ソラノイロ 本店 ビーガンベジソバ(1100円)
絶対菜食主義者(ビーガン)の人が食べられるよう、動物性の食材は不使用。オレンジの麺にはパプリカが練り込まれ、ニンジン、トマトのグラッセのペーストが入ったスープは、ほんのり甘みがあってポタージュのように濃厚。野菜不足気味の人にもおすすめ。「いくら食べても罪悪感がなく、体が喜ぶ感じがします!」

東京都千代田区平河町1-3-10/営業時間:平日11:00~22:00/定休日:土・日曜

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