北原みのり「『安倍さん的なゲス』の空気」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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北原みのり「『安倍さん的なゲス』の空気」

連載「ニッポン スッポンポンNEO」

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北原氏は、安倍晋三首相の態度から心根が「ゲス」だと感じたという(※写真はイメージ)

北原氏は、安倍晋三首相の態度から心根が「ゲス」だと感じたという(※写真はイメージ)

「辻元さん的なもの」、それはリアル辻元さんとは全く無関係で、ある種の人たちの妄想の中で生息している「権利を主張する女」である。そういう女に対して、ある種、ショーのように、自らの論理破綻すら厭わずに力尽くの嘲笑で、「彼女」を侮辱してきたのが「安倍さん的なゲス」だ。嘲笑するほど、自分の論理破綻や矛盾がなかったことになるかのように、堂々とからかう。これまでも安倍総理の辻元氏に対する「早く質問しろよ」発言や嘲笑は、見るに堪えなかったが、総理のその態度に盛り上がる空気が、この社会にはある。総理のお友達や妻等も、「辻元さん的なもの」を記号のように共有し、叩いて絆を深めていったのだろう。

 いったいいつまで、こんなゲスにつきあわなくてはいけないのか。

週刊朝日  2017年4月14日号


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北原みのり

北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表

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