「初婚よりも、つらい経験を乗り越えて幸せをつかんだ再婚時のほうが、より盛り上がるものなのです。私自身もバツ2ですから、おふたりの気持ちはよくわかります」

 だが、蜜月は続かない。

新婚当初は、ブログに家族の写真を掲載し、幸せ家族を満喫していたが、アーティストであるスネオヘアーとは生活や仕事の価値観のすれ違いが続いてしまったようだ。最近のブログの内容は仕事の報告や、河原との間に生まれた12歳の息子の話題に終始していた。

「ともさかさんの離婚報告のブログでは、息子さんの話題に触れる分量がずいぶん多い。妻よりも母として生きる選択を決めたのでしょうね。連れ子再婚の場合、妻は夫と子供の間で板挟みとなり、難しい立場に立たされてしまうこともあるのです」

 ともさかの最愛の息子は、この4月に中学へ入学。岡野さんによれば、名字の変更が学校や職場で目立たないなどの理由から、新年度にタイミングを合わせた離婚は少なくないという。

 息子とともに再出発を踏み出したともさかりえ。桜のつぼみが開くように、希望にあふれた生活が待っていることを祈りたい。

週刊朝日  2017年4月14日号