「ニコニコ超会議」参加も JR九州・青柳俊彦社長と向谷実の“意外な共通点” (2/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「ニコニコ超会議」参加も JR九州・青柳俊彦社長と向谷実の“意外な共通点”

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青柳俊彦(あおやぎ・としひこ)/1953年、福岡県生まれ。77年に東大工学部を卒業後、日本国有鉄道に入社。87年の国鉄分割民営化後、JR九州の鉄道事業本部運輸部長などを経て2014年6月から現職

青柳俊彦(あおやぎ・としひこ)/1953年、福岡県生まれ。77年に東大工学部を卒業後、日本国有鉄道に入社。87年の国鉄分割民営化後、JR九州の鉄道事業本部運輸部長などを経て2014年6月から現職

向谷実(むかいや・みのる)/1956年、東京都生まれ。77年に「カシオペア」のキーボーディストとしてデビュー。95年に世界初の実写版鉄道シミュレーションゲームを発売。鉄道各社に技術を評価され、運転士の教育用シミュレーターなども開発する

向谷実(むかいや・みのる)/1956年、東京都生まれ。77年に「カシオペア」のキーボーディストとしてデビュー。95年に世界初の実写版鉄道シミュレーションゲームを発売。鉄道各社に技術を評価され、運転士の教育用シミュレーターなども開発する

青柳:向谷さんには九州新幹線の車内&発車メロディー「風は南から」も作ってもらいました。メーカーの試作は電子音の薄っぺらい単音でした。800系には思い入れがあったので、向谷さんに相談したら、「じゃあ、作りますよ」と。

向谷:鹿児島中央駅に進む新幹線の運転席から見える景色は絶景で、すぐにイメージが湧きました。11年に九州新幹線が全線で開業したときは車内チャイムと発車メロディーを全部、変えました。九州さんのD&S(デザインアンドストーリー)列車「A列車で行こう」の車内メロディーの制作の際も、青柳さんに立ち会ってもらい、ビッグバンドと一緒にレコーディングしましたね。

青柳:楽しかったです。うちは向谷さんがプロデュースしたニコニコ超会議の1回目の目玉であった「超鉄道ブース」の公開解体買い付けショーに参加し、485系電車(旧国鉄が設計・製造した特急形電車)を1両丸ごと出展しました。

向谷:そうそう。JR九州には最初から5回、参加してもらっています。

青柳:お互い言いたい放題で、「ノー」と言わない性格なので、やろうとなっちゃった。

向谷:僕が考案した電車のホームドアも青柳さんとの会話から生まれたコラボレーションでしたね。

青柳:確かうどん屋で話をしていたときでした。目の不自由な方などがホームから転落する事故が増え、ホームドアの設置が急務とされていますが、今のホームドアは鉄扉型でコストが高い。機械も高いんですが、それ以上に高いのは工事費。軽量化して少しでも安くできないだろうかと。

向谷:その話を聞いたとき、僕が左右の手の指を互い違いに合わせて「こんな格好のものじゃダメですか」と尋ねたのが発端でした。その案をもとに完成予想図を作り、翌日には青柳さんに送りました。

青柳:それも動くCGで送ってくれました。

向谷:おまけにCGの車両はJR九州の車両です。従来のホームドアは1枚で重さ約400キロですが、私が日本信号と一緒に開発した試作機は約240キロ。いろいろと改良し、国土交通省の指針もクリアしました。


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