大学の名前が入ったさまざまな定番グッズ。写真は東京大学のもの(撮影/写真部・小原雄輝)
大学の名前が入ったさまざまな定番グッズ。写真は東京大学のもの(撮影/写真部・小原雄輝)

 かつて大学がブランド化し、校章やロゴマークがついた商品が次々と開発された。現在もペンやノート、クリアファイルなどの文具や、Tシャツ、トレーナーなどの衣類が定番として人気だ。最近ではキャンパスがある地域の特色を生かし、共同研究して開発した酒類や食品も生まれている。

【フォトギャラリー】おとなも欲しい!ちょっと変わった大学グッズ

 その一方、大学のイメージを前面に出したものや、期間限定の商品、学生のアイデアで生まれた珍品(?)をそろえるところもある。これらのグッズは、その大学ならではの自由でユニークな発想が垣間見えて楽しい。

 ちょっと変わったグッズで学生気分に浸ってみてはいかが?

北海道大学「ミニ黒板消し」
2004年の台風で倒れた、キャンパス内のハルニレの木を素材にした手のひらサイズのミニ黒板消し。携帯電話やタブレットの画面クリーナーとしても使える。一つひとつ手作り。3000円

■北里大学「電子体温計」
医療系総合大学であるKitasato Universityの文字とロゴマークがあしらわれたオリジナルケースに入った体温計。ケースから出すと自動で電源が入る。毎日の健康管理に生かしたい。2700円

「サプリメント・ケース」
ケース内が四つに仕切られている。薬やサプリメントだけでなく、アクセサリーも管理して収納でき便利。手のひらサイズで、持ち運びにもちょうどよい大きさ。594円

■大谷大学「ブレス念珠」
東本願寺が設立した仏教系大学ならではの、本水晶を使ったブレスレットタイプの念珠。親珠には大谷大学のロゴマークが刻印されている。水晶と交互に並ぶ石が黒(オニキス)とえんじ(瑪瑙、写真)の2タイプ。桐の箱入り。2000円

■東京藝術大学「油一/YUICHI」
日本一の芸術大学とホルベイン工業が共同で開発した油絵の具。色鮮やかで濁りがなく、透明度の高いのが特徴。1色(20ml・1000円〜)から購入できる。名前の由来は日本で最初の「洋画家」高橋由一から。12色セットB(20ml)1万4472円

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