「あー幸せだ」西川きよしが50年通うしゃぶしゃぶ店とは 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「あー幸せだ」西川きよしが50年通うしゃぶしゃぶ店とは

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一粒庵のしゃぶしゃぶ/明治38年創業、「肉の水炊き」の元祖。老舗精肉店・大橋亭が特別に用意する近江牛の熟成肉は、出汁にふわっと入れ、色が変わったらすぐ食べられる。野菜はすべて京都の地のもの。ほのかな酸味が食欲をそそるゴマダレは、ほかにはない秘伝の味だ。突き出し、ご飯、漬物にフルーツがついて1人6600円(税込み) (撮影/写真部・松永卓也)

一粒庵のしゃぶしゃぶ/明治38年創業、「肉の水炊き」の元祖。老舗精肉店・大橋亭が特別に用意する近江牛の熟成肉は、出汁にふわっと入れ、色が変わったらすぐ食べられる。野菜はすべて京都の地のもの。ほのかな酸味が食欲をそそるゴマダレは、ほかにはない秘伝の味だ。突き出し、ご飯、漬物にフルーツがついて1人6600円(税込み) (撮影/写真部・松永卓也)

 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回、タレント・西川きよしさんが選んだのは、一粒庵(いちりゅうあん)の「しゃぶしゃぶ」だ。

*  *  *
 先斗(ぽんと)町にあるこちらのお店をお訪ねすると、なんかホッとしますね。東京から帰る時、新大阪駅手前の京都駅でつい降りてしまうことがあります。

 初めてお邪魔したのは、半世紀も前。横山やすしさんとコンビを組んだころです。吉本興業の課長さんに連れていただいたと思います。「頑張ったら、こういう店に来れるんだ」と。その時やすしさんは一緒じゃありませんでした。やすしさんとは食事でも映画でも旅行でも別々で、お互い“異文化”を持ち寄りネタを作っていましたから。

 独特な形をしたお鍋は、昔と変わらず炭で熱します。軟らかいお肉をしばらくの間は香り高いゴマダレでいただいて、ちょっと口休めにポン酢。それでまたゴマダレに。おいしいから2人前食べて、最後は白いご飯の上からスープをかけて塩コショウをちょちょっと。そこに、最高のお漬物が出てくるんです。

 食べ終わると「あー、幸せだ。頑張ってまたここに来よう」という気持ちになり、50年間寄せていただいています。

「一粒庵」京都市中京区先斗町通四条上る柏屋町169/営業時間:12:00~21:30/定休日:不定

週刊朝日 2017年3月17日号


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