室井佑月「とんだ愛国心ですな」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

室井佑月「とんだ愛国心ですな」

連載「しがみつく女」

野党はもっと追及すべきだと訴える(※写真はイメージ)

野党はもっと追及すべきだと訴える(※写真はイメージ)

 財務省は地下に埋まっていたゴミの撤去費用約8億1900万円を控除した、と説明しているが、苦しい嘘だ。8億円ぶんのゴミが撤去された痕跡がない。それに、森友学園の前にもっと高い値段で買いたいという学校法人があったが、そこには売らなかった。

 国有地は国の財産だ。それを仲間である個人に、安値で簡単に譲るとは、とんだ愛国心だな。

 トランプさんによいしょするため、米国のインフラ事業への投資で約51兆円の市場を創出するみたいだし。安倍さんたら、海外で良い顔したいから、外遊のついでにうちらの血税をバラまいてくるんだよな。金だけならまだしも、自衛隊員の命まで差し出そうとして。

 それにしても、「安倍晋三記念小学校」って、お隣の金家が好みそうなセンスだわい。

週刊朝日 2017年3月10日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい