ただし、愛子さまはほぼ毎日登校し、普段どおりの学校生活を送っている。大きなチェロを担いで登校したと報じられ、23日の皇太子さまの誕生日のお祝いの場にも、姿を見せた。

 学習院関係者が言う。

「さすがにお痩せになったので、愛子さまは校内の売店で小さいサイズの体操着をお買い求めになったとか。学校行事や体育を休まれたという話は耳にしませんし、お元気そうです」

 だが、先の生野医師は、一般論と前置きしたうえで、摂食障害の危険性について警鐘を鳴らす。

「ガリガリに痩せているのに活動的。これは、低栄養に伴う『過活動』といって摂食障害に見られる特徴です。動くほどカロリーを消費するので、痩せたいという本人の理にかなっている。逆に入院や点滴は『太ってしまう』行為で、患者さんの大半は病気の重篤性を認めないため、拒否するケースが多いのです」

 状況は深刻なようだが、救いは学校の友人たち。愛子さまと親しい友人たちは、「みんなで愛子さまを守ろう、支えよう」といった空気になっているという。

週刊朝日 2017年3月10日号