落語とプロレスは似ている? 春風亭一之輔が語る共通点 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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落語とプロレスは似ている? 春風亭一之輔が語る共通点

連載「ああ、それ私よく知ってます。」

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「やっぱり落語とプロレスってちょっと似てるかもしれない」 (※写真はイメージ)

「やっぱり落語とプロレスってちょっと似てるかもしれない」 (※写真はイメージ)

 セミファイナルに棚橋が登場。ようやく感情移入できる選手!!

「背中の傷は癒えたのか!?」

 と聞くと二人から、

「いつの話をしてるんだ!?」

 との突っ込み。そんなに前だったっけ?

 メインイベントのオカダ・カズチカ対ケニー・オメガ。これは引き込まれた。ケニー、スゴい。負けはしたけど一番記憶に残ったのはケニーさん。もちろん勝ったオカダも輝いていた。

 プロレスラーと落語家って似ている。レスラーはめいっぱいのパフォーマンスを魅せつつ、敵をも輝かせる。落語家は噺を対戦相手に、試合(高座)を組み立てて観客を魅了する。

 多少しょっぱい噺でも演りようによっては面白くもなり、作品自体が魅力的でも下手に演ると台無しにしてしまう。似ているなぁ。間合いも大事だし。

 ……そんな話を近所の居酒屋でして「じゃ、また来年も行きましょー」と解散した気がするが、あまり覚えていない。

 翌日、満員の寄席のお客様に、

「年1回寄席に行けばいいと思ってたらダメですよー。またすぐに来てくださいねー」

 なんてマクラを話してる自分がいて、「やっぱり落語とプロレスってちょっと似てるかもしれない」と思った次第。

 他人に言ってる場合じゃない。今年は何回か行ってみよう、プロレス。

週刊朝日 2017年2月24日号


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春風亭一之輔

春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)/1978年、千葉県生まれ。落語家。2001年、日本大学芸術学部卒業後、春風亭一朝に入門。新刊書籍『春風亭一之輔のおもしろ落語入門 おかわり!』(小学館)が絶賛発売中!

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