「まず『体質』がしっかりしないと」東尾修が古巣・西武に喝! (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

「まず『体質』がしっかりしないと」東尾修が古巣・西武に喝!

連載「ときどきビーンボール」

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日#東尾修
新しい年、西武・渡辺久信SD(左)の手腕が問われる。右はドラフト1位の今井達也投手=2016年11月、宇都宮市の作新学院 (c)朝日新聞社

新しい年、西武・渡辺久信SD(左)の手腕が問われる。右はドラフト1位の今井達也投手=2016年11月、宇都宮市の作新学院 (c)朝日新聞社

 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、今の西武に改革が必要だという。

*  *  *
 年賀状を書く時期になると一年を振り返り、その年の元日に届いた年賀状を見返すこともある。2016年、西武ファンでもある吉永小百合さんからの年賀状には、西武にもっと頑張ってほしいというファンとしての思いが書かれていた。

 私が現役を一筋で過ごした西武は、16年も4位に終わり、3年連続でクライマックスシリーズを逃した。秋山、浅村、中村、森に加えて栗山という精神的支柱を擁しながら、Aクラス入りができない要因は何なのか。辻発彦新監督も考えるところはあるだろう。しかし、まず球団の「体質」がしっかりしないと駄目だ。

 外国人選手は何人とってきたのか。近年で当たったのは14年、シーズン途中で来日したメヒアだけではないかな。格安で契約する外国人も、数撃てば当たるという方式では、戦いが安定するわけがない。編成担当、国際スカウトを含めてお金のかけどころをいま一度、検証すべきときだと思う。

 このオフには、FA権を行使した岸が楽天に移籍した。彼は西武のエースだ。まだ32歳。現役生活の最後は地元の東北に恩返ししたいという気持ちがあるにせよ、チームが力をつけるまで、最低でも1、2年は残留させるべきだったし、そのための交渉をどれだけ行ったのかな。「出ていく選手は追わない」「マネーゲームはしない」というドライな姿勢だけでは、球団の魅力はますます薄れる。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい