長渕剛のFNS歌謡祭騒動に室井佑月「ろくなもんじゃねぇ」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

長渕剛のFNS歌謡祭騒動に室井佑月「ろくなもんじゃねぇ」

連載「しがみつく女」

週刊朝日#室井佑月
室井佑月氏「(長渕さんは)閉塞感たっぷりの世の中に、彼の武器である歌で、正面から穴を開けた。格好良かった」 (C)朝日新聞社

室井佑月氏「(長渕さんは)閉塞感たっぷりの世の中に、彼の武器である歌で、正面から穴を開けた。格好良かった」 (C)朝日新聞社

 今度は「2016FNS歌謡祭 第1夜」(12月7日・フジテレビ系)で、今の世の中に疑問を呈した歌を歌った長渕剛さんが槍玉にあげられそうだ。

 長渕さんは、

「アメリカの大統領が誰になろうとも、凶と出るか吉と出るかって、そりゃ俺達次第じゃねぇか、今日もマスメディアの誰かが無責任な話ばかりしている」

「オリンピックもいいけどよ、若者の貧困、地域の過疎化どうする?」

 と歌った。閉塞感たっぷりの世の中に、彼の武器である歌で、正面から穴を開けた。格好良かった。

 しかし、これがネットニュースになると、

<シンガーソングライター、長渕剛さんの名曲「乾杯」といえば結婚式などお祝いごとの定番ソングとして知られ、聞くと幸せな気持ちになったりするが、「腹を抱えて笑ったwww」などとネット上で大騒ぎとなる事態が起きた>

 ってことになる。

<テレビの歌番組で長渕さんが披露したのは、今の日本や音楽界、メディアを批判する歌詞に変えた「乾杯」だった。しかしその歌詞に意味不明なものがあり「中学生の作文か?」などといった苦言も出たが、視聴者は長渕さんのパフォーマンスを堪能したようだ>

 J‐CASTニュースな。

 長渕さんに阿呆のレッテル貼りをしたいみたいだ。あの歌詞が意味不明?

週刊朝日 2016年12月30日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい