父親と見た目も性格も違いすぎるんですけど… (c)朝日新聞社
父親と見た目も性格も違いすぎるんですけど… (c)朝日新聞社

 個性的なドナルド・トランプ氏に匹敵するくらいその存在が注目されているのが、長女のイヴァンカ氏(35)だ。

 11月18日の安倍首相とトランプ氏の会談にも同席。これが“外交デビュー”だったというが、180センチの長身とまばゆいばかりの美貌で、主役の2人に負けず劣らず目立っていた。

 10代からモデルとして活躍し、名門大学を卒業。実業家としても活躍する才女だけに、駐日大使になるとも、「ファースト・ドーター」としてトランプ外交の右腕になるともうわさされている。イヴァンカ氏が来日したらどうなるのか。セレブ事情に詳しいコラムニストの辛酸なめ子氏がこう語る。

「日本人好みの丸顔で、人気モデルのミランダ・カーをさらにきれいにしたような美貌。パリス・ヒルトンやキム・カーダシアンのようにセレブにありがちな“ビッチ感”がないのもポイントが高い。日本人は見た目重視なので、来日したらフィーバーになるのは間違いないでしょう。駐日大使にでもなったら日本人は簡単に言うことを聞いてしまうのでは」

 イヴァンカ氏は現在、夫で実業家のクシュナー氏(35)とともにトランプ氏の「政権移行チーム」に参加。トランプ氏の信頼は厚く、新政権の人事などに影響力を振るっているとされる。

「イヴァンカ氏は大統領選が終わった後、日本発のPPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)を歌ったり、漢詩を暗唱したりする5歳の娘の動画を立て続けにインターネットにアップしています。日本や中国での好感度を上げようというアピールに思えます。意外と、あざとい性格なのかもしれません」(辛酸氏)

“こわもて”トランプ氏の圧力に加え、“あざとい美人”イヴァンカ氏による懐柔作戦。日本がピンチだ。

週刊朝日 2016年12月2日号