ミッツ・マングローブ「史上最強のオカマおじさん現る!」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ミッツ・マングローブ「史上最強のオカマおじさん現る!」

連載「アイドルを性せ!」

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「TPP!? やーだ、冗談じゃないッ! 安保!? 知らないッ! 関係ないッ!お宅らで勝手にやってちょーだいッ!」。トランプ氏が当選した暁には、こんな外交が繰り広げられること間違いなし(ミッツ氏) (※写真はイメージ)

「TPP!? やーだ、冗談じゃないッ! 安保!? 知らないッ! 関係ないッ!お宅らで勝手にやってちょーだいッ!」。トランプ氏が当選した暁には、こんな外交が繰り広げられること間違いなし(ミッツ氏) (※写真はイメージ)

 ただ、最近どうしても引っかかる人物がいるのです。アメリカ次期大統領のドナルド・トランプ氏です。引っかかるというか、もはやオカマにしか見えません。演説している時、脇をぎゅっと締め、肩の辺りまで手を挙げて、英会話教師のように喋る感じ。やたら顎をクイ上げするのも気になります。特にスナップ(手首)の利かせ方は、今や、トランプか、ピコ太郎かってぐらいの王道感。私の知っている、古参のママさんたちと何ら変わりません。さらに、あらゆる摂理に逆らったあの髪型に対する執着や、人を罵る際の興奮具合なんかも見るにつけ、トランプ氏、かなりのトラディショナルであることが分かります。

「TPP!? やーだ、冗談じゃないッ! 安保!? 知らないッ! 関係ないッ!お宅らで勝手にやってちょーだいッ!」。トランプ氏が当選した暁には、こんな外交が繰り広げられること間違いなし。是非その時は戸田奈津子先生に、すべての字幕を担当して頂きたい。酒ヤケしたダミ声で、「ア・メ・リ・カ、バンザーイッ!」って、案外その方が国民の士気は高まったりして。

 それにしても、『オカマ』ってセクシャリティではないんだなと改めて痛感した次第です。

週刊朝日 2016年11月18日号


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ミッツ・マングローブ

ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

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