石原慎太郎、伸晃、宏高親子は「永田町で終わった人」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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石原慎太郎、伸晃、宏高親子は「永田町で終わった人」

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7月の都知事選投開票日、敗れた増田寛也氏の事務所に入る伸晃氏の表情は暗かった (c)朝日新聞社

7月の都知事選投開票日、敗れた増田寛也氏の事務所に入る伸晃氏の表情は暗かった (c)朝日新聞社

「石原氏は著書『弟』で、石原プロなどが制作した映画『黒部の太陽』が資金難に陥り、裕次郎氏が電話で慎太郎氏に資金援助を申し出て、慎太郎氏がゼネコンに支出させたと美談のように書いているが、全くあほらしい話だ」(太田氏)

 落ち目に陥ったのは長男、伸晃氏も同じである。7月の都知事選敗北の責任を取って自民党都連会長を辞任したが、党内の会合で「敗北の責任は谷垣禎一幹事長(当時)にある。都連会長に公認の決定権はない」と言い逃れをし、批判を浴びた。石原一家に近い自民党関係者が言う。

「安倍首相は責任を取らせ、閣僚も交代させるのかと思ったが、残留させた。派内でも浮き、伸晃氏に付いていこうという議員は誰もいない」

 14日に臨時国会最大の焦点となる環太平洋経済連携協定(TPP)承認案などが審議入りしたが、「伸晃氏は農政に精通しておらず、国会答弁が大いに心配だ」(自民党国対)との声も聞こえてくる。

 石原家の三男、宏高氏は内閣府副大臣を務めるが、選挙区が民進党都連会長の松原仁氏と同じで2度の落選経験もある。

「銀座などで豪遊し、地元をおろそかにしていて落選した轍を再び踏みかねない」(前出の自民党関係者)

 石原氏と共に青嵐会で盟友だった故中川一郎元農水相の秘書を務めた新党大地の鈴木宗男代表は石原氏をこう評する。

「政治家として個性のある方だが、結果として何かをしたということはなかった」(本誌・上田耕司、小泉耕平、村上新太郎)

週刊朝日 2016年10月28日号


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