【珍弁】


●ちらし寿司 ておけ(美濃太田駅/1000円)
美濃焼陶器に酢飯が敷かれて、その上にエビ、タコ、ウナギ、卵焼きなどの具材が重ねられた。取っ手つきの手桶型の容器は、再利用可能。昭和時代から販売されているローカル線の人気駅弁のひとつだ。(問)向龍館

●ひとくちだらけ(東京駅・大宮駅/1200円)
前代未聞! 津軽の伝統料理24品をひと口ずつ食べられる量にまとめた。アイデアが素晴らしく、盛り付けも彩りも愛らしい。素材のほとんどは青森県産で、ホタテは四つの料理に登場。(問)つがる惣菜

●カープ日本一優勝祈念弁当(広島駅/1080円)
広島東洋カープの日本一を“祈念”して誕生。ミルフィーユカツ(勝つ)、ウィナー(勝者)にちなんだウィンナーなど、食材も勝利にこだわっている。日本シリーズ4戦目となる10月26日までの販売。(問)広島駅弁当

●北斗七星(函館駅/1300円)
北海道新幹線H5系のフォルムをイメージした容器に、イクラ醤油漬けやホタテの薫製、タコのやわらか煮、鮭のたたきなどを詰めた。料理の完成度は高く、子どもはもちろん、大人も十分満足。(問)北海道キヨスク

●モー太郎弁当(松阪駅/1350円)
松阪名物のすき焼き肉を存分に味わえる。百貨店などで開催される駅弁大会に出品されると、あっという間に売り切れる。そこでついたあだ名が「秒殺のモー太郎」。その実力をぜひ体感してほしい。(問)新竹商店

【豪華海鮮弁当】
●かきの土手わっぱ(広島駅/1300円)
広島の郷土料理が駅弁に。白飯の上に広島県産の大粒カキ4個、焼き豆腐、ささがきゴボウ、シラタキなどがのり、味噌で味をととのえ土手鍋風に仕上げられた。常温でも土手わっぱの味そのもの。(問)広島駅弁当

●のどぐろと香箱蟹弁当(金沢駅/1600円)
白身のトロとも呼ばれる、のどぐろ(アカムツ)の塩焼きと、香箱ガニ(ズワイガニのメス)の競演。ベニズワイガニやイクラの醤油漬けなども添えてあり、酒の肴にも最適。11月から3月まで販売。(問)高野商店

●波の伊八弁当(安房鴨川駅/1800円)
鴨川の名工“波の伊八”からネーミング。「伊」勢海老とタコの「八」本足にも掛けている。さんが焼きや地元産のヒジキ、2種類の炊き込みご飯も味わえる。4日前までに要予約で、注文は5個から。(問)南総軒

●鮑雲丹めし(函館駅/2000円)
北海道新幹線開業に合わせて今年3月に発売。北海道産のムラサキウニを使った炊き込みご飯の上に、エゾアワビの酒蒸しとスライス、イクラ醤油漬け、エゾバフンウニが。見た目も豪華な駅弁。(問)北海道キヨスク

●大玉ほたてと大漁ウニ弁当(八戸駅/1780円)
ウニの煮汁を混ぜて炊いたご飯を覆うように、ウニとイクラが盛りつけられている。そのうえセンターに存在感たっぷりの北海道産大玉ホタテが! だし汁で蒸したウニは、ボリュームがあり満足感大。(問)吉田屋

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