今のフジを象徴? カトリーヌあやこが松嶋菜々子主演ドラマを斬る! (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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今のフジを象徴? カトリーヌあやこが松嶋菜々子主演ドラマを斬る!

連載「てれてれテレビ」

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(c)カトリーヌあやこ

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 肝心の営業仕事も、クライアントのお偉いさんが枕営業要求したり、上司が土下座を強要したり。なんだこれ、江戸時代かってな古臭いエピソードを重ねたあげく、営業開発部は廃部の危機に。リストラ話に、「私がそんなことはさせないわ!」と宣言する奈津子。と、部下・DAIGOが「あんたに何ができんの?」と絶叫。もうね、気がふれたかと思いました。部のメンバー一人一人の欠点を指摘していくんだけど、DAI語で言えば「MBY」。まじ棒読み。誰だ、DAIGOにこの役やらせたの。

 奈津子に対しては、「単なる40過ぎの子持ち。枯れたお飾り」と、松嶋菜々子にそんなこと言っちゃっていいのかスタッフー! と、無駄にドキドキする場面なのに、「MBY」が気になって、それどこじゃない。「ここにいるのは会社にいらない人間ばかり。営業開発部はゴミ箱なんだぁーッ! ハハハハハッ」と、高笑いするDAIGOを、今すぐゴミ箱にゴーしたくなるいたたまれなさよ。

 松嶋菜々子、広告業界、旬の俳優・松田龍平。いかにもかつてのフジテレビ的布陣だったのに、何かが違うこのドラマ。まさに今のフジ的な「かゆい所に手が届かない」感満点なのだ。

週刊朝日 2016年9月30日号


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カトリーヌあやこ

カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など。

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