侵入の目的は福山本人ではなくギターだった!? (※写真はイメージ)
侵入の目的は福山本人ではなくギターだった!? (※写真はイメージ)

 俳優で歌手の福山雅治(47)の都内の自宅に侵入したとして住居侵入罪に問われた宮本万里子被告(48)の公判が9月8日に東京地裁で開かれた。

 憧れの福山が見ているかもしれないという女心だろうか。前職は富裕層相手の接客業だったという宮本被告は、目鼻立ちの通った美人。糊のきいた白いシャツにハイヒール。ブローされた髪に赤い口紅と、現役コンシェルジュさながらの姿で法廷に現れた。検察調書では福山への距離を少しずつ縮めてゆく宮本被告の執念が明らかになった。

 司法記者によると、福山のギターの弾き語りに魅了された宮本被告は2010年にファンクラブに入会。

「自宅では福山の曲をギターで練習し、テレビ局の出待ちを繰り返しました。それでは飽き足りなくなったのか13年には、福山の自宅の正確な場所は知らなかったものの、目星をつけて近くに引っ越します」

 15年7月にコンシェルジュに転職し、「勤務は自宅近くのマンションを」と希望。偶然にも福山が住むマンションに決まったという。

 そして事件当日の今年5月6日。勤務後に帰宅してサングラスと帽子で変装し、コンシェルジュのカウンターにある金庫から合鍵を持ち出して侵入。3、4分後、台所付近に進んだところで、帰宅した妻で女優の吹石一恵(33)に見つかった。

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