「ロボアドバイザー投資」のメリットと落とし穴 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「ロボアドバイザー投資」のメリットと落とし穴

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週刊朝日
株価や為替レートを示すボード (c)朝日新聞社

株価や為替レートを示すボード (c)朝日新聞社

「最適なポートフォリオの提案には本来、保有資産額や将来の年金額、ローンや加入している保険の内容、家族構成などの詳細を聞き取り、判断する必要があります。ロボアドバイザーはコストが安く手軽。ただ、有人サービスには勝てない点も多くあることを、理解しておく必要があります」

 カン氏は、投資経験のない人は少額からトライすることを勧める。

「ロボアドバイザーの質問には『資産がマイナスになったらどうするか』という質問もありますが、想像するのと経験するのとはまったく違う。まずは少額で資産が増減するのを体験しながら、少しずつ投資額を増やしていくのがオススメ」

 お金を預けて運用までまかせられるのはウェルスナビ(ウェルスナビ)、8 Now!(エイトナウ、エイト証券)、THEO(テオ、お金のデザイン)、楽ラップ(楽天証券)の4社。このほか、年内にサービスを開始する予定の金融機関もある。

 また、運用は自らする必要があるが、質問に答えると最適なポートフォリオを提案する企業もある。みずほ銀行、SBI証券、カブドットコム証券や三菱UFJ国際投信などが、ウェブサイトなどで診断サービスを提供中だ。ポートフォリオを気に入った投資家は、自分で購入手続きする。

 ちなみに、「もし運用会社が倒産したら?」と心配になるかもしれない。

 個人投資家から預かった運用資産は、会社の資産とはまったく別に管理される。万一の場合にも、運用資産は守られる。

 老後の年金額は徐々に減り、預貯金だけの資産防衛ではマイナス金利下で利息がほとんどつかず、限界がある。少額からできるロボアドバイザー投資を利用すれば、自分に合った新たな投資に手軽に挑戦できそうだ。

週刊朝日 2016年9月16日号より抜粋


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