室井佑月 参院選で「3分の2」の意味を知らなかった国民 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

室井佑月 参院選で「3分の2」の意味を知らなかった国民

連載「しがみつく女」

このエントリーをはてなブックマークに追加
「3分の2」の意味を知らなかった?!(※イメージ)

「3分の2」の意味を知らなかった?!(※イメージ)

 ま、全国に32あった1人区では、「3分の2阻止」を訴え、野党共闘で11勝した。沖縄と福島では、現職大臣を落選させた。

 これは真っ先に野党共闘を訴え、1人区に候補者を出さなかった共産党の手柄だ。

 安倍自民は選挙中、アベノミクスのホラ話みたいな自慢と、共産党の悪口に徹した。共産党というより、共産党と組んだ民進党に揺さぶりをかけるような言い方だった。

 民進党内にも、グズグズと共産党のことを悪く言う人はいた。

 願わくば、今後の選挙では、民進党内のそういう人たちを追い出してほしい。

 岡田さんは「共産党ではなく、我々は国民の気持ちと組んだ」って言い方をする。だとしたら、選挙後の総括はそこからはじめるべきだ。野党を応援する国民は、それを望んでいる。

週刊朝日  2016年7月29日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい