「可能性を秘めた選手ばかり」東尾修がWBCの打順を考えた! (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「可能性を秘めた選手ばかり」東尾修がWBCの打順を考えた!

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
オランダから来日し、ソフトバンクで活躍するバンデンハーク (c)朝日新聞社

オランダから来日し、ソフトバンクで活躍するバンデンハーク (c)朝日新聞社

 ヤクルトの山田哲人がいることで、いろんな打順を組める。西武・秋山、ソフトバンク・柳田、DeNA・筒香と左の好打者が揃っている。ジグザグ打線を基本線とするなら、山田を4番に据え、柳田、筒香を前後に置くこともできる。国際大会では大量点を望めないと考えるなら、足を絡めるために、山田を1番や3番に入れてもいい。相手投手の特徴によって山田の打順を調整しながら、点を取る打線を形成できる。

 さて、ここでも気になるのが「コリジョン(衝突)ルール」だ。

 来年3月のWBCを見据えると、運用基準は早く変更したほうがいい。国内のことだけを考えれば、変更はさらなる混乱を招く可能性があるから、来年以降に変更したほうがスムーズにいくと思う。しかし、国際基準という観点を考えたら、日本だけ違った基準だと具合がよくない。12球団がシーズン中の運用基準変更を検討しているのなら、私も賛成だ。

 メジャーリーグでは14年の試験導入から3年を経て、弾力的な判定基準に変わったと聞く。日本のプロ野球が現行基準のままでWBCを迎えたら、代表選手は戸惑うだろう。

 1点を争う場面で、捕手が走路をキッチリ空けてタッチにいって、まんまと決勝点を奪われるなんてことになりかねない。現場もファンも現行でいいとは思っていないはず。早急に検討してほしい。

週刊朝日  2016年7月22日号


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東尾修

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝。

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