金をバラまくだけの日本 室井佑月「オバマ大統領を見習って欲しい」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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金をバラまくだけの日本 室井佑月「オバマ大統領を見習って欲しい」

連載「しがみつく女」

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金をバラまくだけの日本…(※イメージ)

金をバラまくだけの日本…(※イメージ)

 大金をかけ、各国首脳をおもてなししたG7伊勢志摩サミット。「リーマン・ショック級の世界経済危機」発言で悪い印象が残った安倍首相に対して、作家の室井佑月氏は「オバマ大統領を見習って欲しい」と嘆く。

*  *  *
 G7伊勢志摩サミットと、米国のオバマ大統領の広島訪問がようやく終わった。祭りのような慌ただしさだった。

 てか、サミットってまさにそういうものなわけね。便利なテレビ電話がある昨今、サミットの重要さは今ひとつピンとこない。

 各国首脳が顔を合わせることが大事、そういっている人もいるけど、顔を合わせたからといって、深い話をするわけじゃない。だって、事前になにが話し合われるか調整しておる。目新しい話も出て来ない。

 結局、風習だけが残った祭りみたいなもんなのか。以前は、祭り会場の良いPRになったというが、今ではそんなこともない。洞爺湖も閑古鳥が鳴いておる。

 なのに、ホスト国はものすごい金を使う。

 オリンピックもそうだけど、サミットも、一部の人間の利権の温床となっているのが見え見えだ。まるで、一部の人間の見栄を満たすために開かれているようだ。世界中で格差が問題とされている今、時代遅れなKY祭り。

 しかし、風習は守るものだと決められているなら、そこに逆らえるこの国ではないだろう。

 けど、あれでよかったんだろうか。もうちょっと、どうにかならなかったんだろうか。


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