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高橋一生 20代前半の頃は、毒を吐きまくっていた?

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週刊朝日

高橋一生1980年生まれ。東京都出身。ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。近年の出演舞台に白井晃演出「マーキュリー・ファー」、蜷川幸雄演出「元禄港歌―千年の恋の森―」など。現在ドラマ「僕のヤバイ妻」に出演中(撮影/写真部・加藤夏子、ヘアメイク/佐伯憂香、スタイリスト/秋山貴紀)

高橋一生
1980年生まれ。東京都出身。ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。近年の出演舞台に白井晃演出「マーキュリー・ファー」、蜷川幸雄演出「元禄港歌―千年の恋の森―」など。現在ドラマ「僕のヤバイ妻」に出演中(撮影/写真部・加藤夏子、ヘアメイク/佐伯憂香、スタイリスト/秋山貴紀)

 舞台袖で出番を待っているとき、共演者から、「緊張しないんですか?」と聞かれたことがある高橋一生さん。緊張はしていなかったが、そう言ったら悪いと思い、「するよ」と答えた。

「ただ前に一度、蜷川(幸雄)さんに『一生、任せたぞ』と言われたのに、台詞を全く覚えていなくて焦ったという夢を見たことがあって……。だから自己分析するに、緊張はしていても、“相手に委ねよう”と思ってるんじゃないかと。僕が失敗しても、共演者や演出家が、きっとなんとかしてくれるって」

 最近では、大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年)や「民王」(15年)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16年)など、映像作品での好演が光るが、18歳のときに蜷川幸雄さん演出の「にごり江」に出演。劇団「扉座」に研究生として所属していた時期もあり、本人的には、“舞台出身”という自覚がある。

「映像と舞台とで、役に対する“没入の仕方”に違いはないですけどね。芝居って、最終的には瞬発力だと思う。あとは、言葉に対する想像力。台詞に書かれている以外の部分をいかに想像力で埋めていくかだから」

 どんなにぶっ飛んだ役を演じていても、彼の芝居には力みがない。ナチュラル、と言ってしまえばそれまでだが、過激な役柄のときも、さりげない市井の人を演じていても、適度な生々しさと真実味がある。


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