「お互い大人の男女で、いろいろあるとは思いますが、このままいいお付き合いをしていければと思います。どうか、温かく見守ってください」

 ここ最近、女芸人のホットな交際や結婚が目立つ。昨年5月に椿鬼奴(芸人グランジの佐藤大と)、9月にニッチェの江上敬子、12月にキンタロー。が結婚(共に一般男性と)。昨年3月のクワバタオハラの小原正子の出産(夫は元メジャーリーガーのマック鈴木氏)、6月の森三中大島美幸の出産も話題を呼んだ。

 一昔前までは、女芸人は非モテの代名詞だったが、続々と“女の幸せ”をつかんでいる。このモテ期の理由はなにか? 芸能リポーターの石川敏男さんは、「友近が9年ほど前にブレークして以降、女芸人そのものが脚光を浴びるようになった。それで男性とも付き合いやすい環境が生まれたのでしょう」と分析。男性側も、奇麗な高嶺の花を一生懸命口説くより、「会話がおもしろい女性のそばでくつろぎたい」と思う人が増えたのではないかという。そんな癒やしの対象が女芸人なわけだ。

 ある芸能関係者は、「女芸人は育ちがよい人も多く、不細工を前面に毒舌を吐いても、内面は奥ゆかしかったりして、その“ギャップ”に惚れる人も多い」と話す。

 見えないところの努力が大事?(本誌・藤村かおり)

週刊朝日 2016年4月22日号