日本は民主主義じゃない? 外国人記者が炎上に「耐性つけて」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本は民主主義じゃない? 外国人記者が炎上に「耐性つけて」

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週刊朝日
元ニューヨーク・タイムズ東京支局長マーティン・ファクラー (c)朝日新聞社

元ニューヨーク・タイムズ東京支局長
マーティン・ファクラー 
(c)朝日新聞社

 北海道では戦時中の強制労働で多くの朝鮮人が犠牲になりました。猿払村では、記憶を風化させまいと石碑を建立しようとしたが、数十人のネットによる攻撃で断念した。自治体が、わずかなネット右翼の前に敗北したのだと僕は感じ、一昨年に経緯を記事にしました。

 本来は、意見の多様性こそが民主主義のはずです。つまり、日本はいまだ民主主義を前提としていない社会だということです。

 その弱点を克服するためにどうしたらいいのか。

 まずは学校で、インターネットやテレビ、新聞などの情報を見極め、使いこなす能力を育むための、メディアリテラシーを教えることが大事でしょう。

 いまソーシャルメディアの氾濫で、社会に飛び交う言葉は、醜悪なまでに劣化している。気をつけなければいけないのは、言葉の文化がどん底に落ちたとき。落ちたあとは坂道を上るだけだと思うでしょ。とんでもない、脱しようと努力しなければ、さらに下のステージが開けてくるんですよ。

週刊朝日 2016年4月22日号


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