少女監禁事件 千葉大生が読んだ“失踪マニュアル本”の影響力 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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少女監禁事件 千葉大生が読んだ“失踪マニュアル本”の影響力

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手紙は家出を偽装するよう書かされていた可能性が高いという(※イメージ)

手紙は家出を偽装するよう書かされていた可能性が高いという(※イメージ)

<家も学校もちょっと休みたい。さがさないで><チャットで知り合った人といる。しばらくは帰らない>

 埼玉県朝霞市で行方不明になった少女(15)が約2年ぶりに保護された事件。行方不明になった直後に少女がそう書いたとされる手紙が、“失踪マニュアル本”などを参考に、家出を偽装するよう書かされていた可能性が高いという。

 中学時代から誘拐願望があったという千葉大生の寺内樺風容疑者(23)は、未成年者誘拐容疑で逮捕された。寺内容疑者が参考にしていたのは、どんなものなのか。

 社会とのつながりを自ら断つ、失踪マニュアルをうたった本は複数ある。手紙などの内容に酷似した説明が書かれていた本の一つが、1994年に出版された『完全失踪マニュアル』(樫村政則著、太田出版)だ。

「現在は品切れですが、当時の発行部数は約20万部。いまは法律などが変わっていて使えず、重版未定です」(出版担当者)

 このマニュアル本は、第1章の「失踪期間1カ月編」に始まり、「数カ月編」「数年編」と続き、最終章は「永久失踪編」という構成だ。失踪を始める際、事件化して公開捜査になるのを防ぐため、自分の意思で失踪することを伝える失踪宣告書(書き置き)を、署名入りの自筆で残すべきなどと、詳細に説いている。


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