「『角野卓造じゃねぇーよ』で代表されるように、『ステラおばさん』『シュレック』『亀井静香』『和泉節子』など似ているキャラが多く、若者から高齢者まで幅広くギャグが伝わり、親近感も安心感も抜群。幅広い層から好感度が高いですね」

 とはいえ、情報番組のMCは未経験。“朝の顔”として違和感はないのか。

「春菜さんといえば、ベッキーや吉高由里子など芸人以外の友達も多く、人望が厚くて人脈が広い。連絡もマメで、現場でも気配りができて、実は“女子力”も高いんです。春菜さんの人脈で、大物アーティストや女優がゲスト出演してくれれば、ラッキーです(笑)」(前出の日テレ関係者)

 上重アナのダーティーなイメージを払拭するには最適な人材で、毒のある加藤とゆるキャラのような柔らかい春菜のバランスが良いという評判だ。

「進行役もコメンテーターもいる中で、どんな活躍をするのかはまだ未知数。ただ、番組でのこれまでの様子を見ていると、反応が速くて切り返しが的確なので、生放送向き。名MCになる可能性も十分に考えられますね」(桧山さん)

“ポスト・ベッキー”として活躍するのは、友達の春菜だったりして?(本誌・松岡かすみ、上田耕司、牧野めぐみ、藤村かおり/栗原正夫)

週刊朝日 2016年3月25日号