室井佑月「正直、党名なんて、どうでもいいのですよ」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「正直、党名なんて、どうでもいいのですよ」

連載「しがみつく女」

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正直、党名なんて、どうでもいいのですよ(※イメージ)

正直、党名なんて、どうでもいいのですよ(※イメージ)

 公明党の山口代表にいたっては、

「政策的な立場の違いもあり、その後どうするかという展望も不透明な中で、果たしてどれほどの大義名分があるのか」だって。

 それをあなたがいう? おもしろすぎますぞ。

 もしかして動揺してんじゃね? だとしたら、勝つための野党共闘は間違いじゃなかったということだ。

 願わくば、民主党は小利口な立ち回りをもうやめて、本気で国民の側についてもらいたい。

 たとえば、新潟4区。

 前回の衆院選で比例復活した民主党新潟県連代表の菊田真紀子衆院議員が、参院選新潟選挙区に鞍替え出馬することが決定された。あと出しジャンケンみたいに。だって、ここは反安倍政権&脱原発の生活の党・森ゆうこさんが頑張っていたところ。

 原子力ムラが森さんの出馬を嫌がり、民主に訴えたと聞いたがほんとうか?

 民主党は、そういうところを我々に見られているとわかっていない。

 原発事故から5年間もの間、社内マニュアルに炉心溶融(メルトダウン)を判定する基準が明記してあったにもかかわらず、誰ひとりとして気付かなかったとシラを切る、そんな輩の力をまだ借りようとしているの?

 正直、党名なんて、どうでもいいのですよ。

週刊朝日 2016年3月25日号


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室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中。

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