母主導の“婚活合戦”のゆくえ、あたたかく見守りたい (c)朝日新聞社
母主導の“婚活合戦”のゆくえ、あたたかく見守りたい (c)朝日新聞社

 五輪3連覇を達成し、8月のリオ五輪で世界初の女子4連覇を狙うレスリングの吉田沙保里(33)。「霊長類最強女子」の異名を取る吉田が今、熱心に取り組む“強化メニュー”のひとつが婚活だ。親友である女子サッカー元日本代表の澤穂希(37)と出演した「徹子の部屋 祝40周年 最強夢トークスペシャル」(2月11日放送・テレビ朝日系)では、「ほんとに(恋人が)欲しいです。幸せになりたい」と結婚願望の強さを公言。17日に都内で行われたライブイベントでも、「五輪までに恋人ができたらいいなと思っているけれど、なかなか大変。勝つよりも大変です……」と、あらゆる場所で本気ぶりをにじませている。そんな吉田を力強く引っ張るのが、母・幸代さんだ。

「沙保里さんより、お母さんの押しがすごかった」

 昨秋、吉田母子と友人家族らが集う食事会に招かれ、初対面の吉田と連絡先を交換したという同年代の男性は言う。

「沙保里さんは、女性らしいワンピース姿で清楚な雰囲気でした。(吉田の)お母さんから“独身か”と聞かれ、そうだと答えると、沙保里さんに“連絡先、交換しておきなさいよ”と猛プッシュ。沙保里さんはどちらかと言えば控えめで、“じゃあ……”という感じで(連絡先を)交換しました。レスリングのたくましい姿とは違い、男性慣れしていない、本当に純粋な女の子という印象でした」

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