「社内の幹部会でがんばろう!と団結したと聞いています。ベッキーを売るのに10年かけてきたし、そう簡単に見捨てないはずです」

 7年前、同じサンミュージックにいたのりピーこと酒井法子の覚醒剤事件後に事務所を救ったのは、ほかでもないベッキー。この7年、“一日の休みもなく”稼いできた。関係者が続ける。

「そのベッキーが蹴つまずいた今、事務所を支えるのは、カンニング竹山さんでしょう。映画、ドラマ、バラエティーと活躍し、実際にベッキーの次に稼いでいる。“妹がすみません”なんて各方面で謝っているが、ベッキーの休業中も名前をちょいちょい出して、ベッキー元気かなんて番組で呼びかけるかもしれませんね」

 だが、イメージが悪くなったベッキーをお茶の間が受け入れるのだろうか? 碓井さんは、本人の復活のカギは三つあると話す。それは「番組の時間帯」と「キャラ変」「周囲のフォロー」だ。

「ゴールデンではなく深夜番組から再開し、そこで別のキャラを出すべきです」

 例えば、かつての模範的なイメージを白ベッキーとするなら今後は少し色っぽく自虐的な黒ベッキーになるといい、と碓井さん。

「あの騒動のときは黒ベッキーでしたと言えるくらいにならないと。それこそ竹山さんの番組に呼んでもらい、『ほら黒ベッキー謝れ』なんてつっこまれて、ぺこっとできるといいのですが」

 じつは竹山自身、7年前に不倫全裸写真を雑誌に掲載されている。酸いも甘いも知った人生の先輩、“色々”な可能性がある妹を頼みますよ。

週刊朝日 2016年2月26日号