政治学者・中野晃一「18歳選挙権の行方はシールズが鍵に」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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政治学者・中野晃一「18歳選挙権の行方はシールズが鍵に」

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政治学者中野晃一なかの・こういち/1970年、東京都生まれ。東京大学文学部卒。英国オックスフォード大学を経て米国プリンストン大学で政治学の博士号を取得。現職は上智大学教授。立憲主義の回復を目指す「立憲デモクラシーの会」や「市民連合」などの活動に積極的に関わる(撮影/写真部・長谷川唯)

政治学者
中野晃一

なかの・こういち/1970年、東京都生まれ。東京大学文学部卒。英国オックスフォード大学を経て米国プリンストン大学で政治学の博士号を取得。現職は上智大学教授。立憲主義の回復を目指す「立憲デモクラシーの会」や「市民連合」などの活動に積極的に関わる(撮影/写真部・長谷川唯)

――自公から政権交代したとして、野党に経済政策を任せることを不安視する向きもあります。

小林:安倍政権が労働法制を変えてやったことは、日本全体をブラック企業化すること。企業がブラック化すると、労働者は仕事の手を抜き、組織の生産性が下がり、やがて業績が落ちる。野党が政権を取って、この仕組みを裏返すだけでも経済はずいぶん上向きます。

中野:少子高齢化で若年層の人口が減っている中で、就労の入り口となるアルバイトがブラック化している。これでは若者の自信をなくす社会を作っているようなものです。

小林:それと、いまの官僚が政権交代の必然性を感じていないとの意見がありますが、官僚にも悪党と良心派がいる。自公政権を変え、そのときに要職を良心派に入れ替えればよいのです。

中野:民主党政権の3年3カ月は日本の政治に新たな時代を作った歴史的なこと。あまり失敗を責めるのもよくない。民主党も次回は市民社会と連結したうえで政権を担えば足腰がしっかりする。バランスの取れた政党政治が作り直せると思います。

(聞き手・桐島 瞬)

週刊朝日  2016年2月5日号より抜粋


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