知花くららも実践 忙しい人ほど“短歌”にハマるべき? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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知花くららも実践 忙しい人ほど“短歌”にハマるべき?

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週刊朝日
短歌を楽しく詠む秘訣は?

短歌を楽しく詠む秘訣は?

 国連WFP日本大使としてアフリカなどの現地視察にも力を入れているモデルの知花(ちばな)くららさんが、「朝日歌壇」の選者でもある永田和宏先生に短歌を楽しく詠む秘訣について聞いた。

*  *  *
知花くらら(以下、知花):先生が以前おっしゃっていたんですが、歌を作るコツは「ドーナツのように真ん中の部分を言ってはいけない。周りの言葉を創っていく」と。

永田和宏(以下、永田):そう。「悲しい」「寂しい」「恋しい」など、形容詞を使えば自分の感情を表現できたと思いがちですが、形容詞の部分は相手が感じてくれたらいいので、言ったらダメ。形容詞の代わりに何を使うか、現実にあったことや風景など、何か物に自分の思いを託すのが大事なんです。僕も何十年もやっているけれど、それが一番難しい。

知花:この前、つらいことがあったときに、全然歌が詠めなくなっちゃったことがあって。経験の真っ最中だと、ドーナツを探していかないといけないのに、余裕がなかったんですね。ある程度、自分を客観視できないと難しいのかもと思いつつ、「あれ? でも、先生ご夫妻には、奥様の河野裕子さんが息を引き取るその瞬間まで素晴らしい歌がある。どんなふうに歌を作っているのだろう?」と。

永田:環境にどっぷり浸(つ)かっていると言葉が見つからないことはありますね。歌を作っているときって、一歩外に立って自分を見る感じになるんですよ。臨死体験みたいなものでしょうか。寝ている自分を上から見下ろしているような。


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