自衛隊から内部告発が相次ぐ共産党 首相、大臣を追い詰めたその調査能力 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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自衛隊から内部告発が相次ぐ共産党 首相、大臣を追い詰めたその調査能力

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安保関連法案の審議で奮闘した共産党 (c)朝日新聞社

安保関連法案の審議で奮闘した共産党 (c)朝日新聞社

 安全保障委員会で質問回数7でトップに立ったのは同党衆院議員の赤嶺政賢氏だ。自民党の安倍シンパの若手議員の勉強会に呼ばれた作家・百田尚樹氏の発言をヤリ玉に挙げた。

「普天間飛行場は田んぼの真ん中にあり、そこに商売目的で人が住みだした」

 暴言からまもない昨年7月、平和安全法制特別委員会で赤嶺氏は「普天間基地の形成過程についてどう認識しているのか」と質す。

 安倍首相は百田発言を否定せざるを得なかった。

「戦前、役場や学校があり集落が点在していた。米軍が土地を接収し建設した」

 赤嶺氏は答弁を引き出した成果を説明する。

「百田発言のもとをたどると、米軍が戦後ずっと言い募ってきたことなのです。政府はこれまで肯定も否定もしてこなかった。安倍首相は米軍が住民を立ち退かせて建設したことを初めて国会で答弁した。菅官房長官も認めています」

 小池氏は「歴史的な国会だった」と振り返る。

「深夜の国会討論で、私は反対討論して壇上を降りながら民主の席に思わずガッツポーズしたものです。『対案を出せ』と政府に言われた民主党の北沢俊美さんが『廃案こそ対案だ』と切り返したとき、市田忠義さんと熱烈に拍手したものです」

(本誌取材班=長倉克枝、西岡千史、亀井洋志)

週刊朝日 2016年1月29日号


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