過激な財政には過激な対応策しかない? 日本の財政問題が手遅れな理由 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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過激な財政には過激な対応策しかない? 日本の財政問題が手遅れな理由

連載「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」

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週刊朝日#藤巻健史
2013年8月、「契約社員」として初登院する藤巻氏 (c)朝日新聞社

2013年8月、「契約社員」として初登院する藤巻氏 (c)朝日新聞社

“伝説のディーラー”と呼ばれた藤巻健史氏が、「財政問題は手遅れ」と断言する理由と、二度と同じことを繰り返さないために、何をすべきかを語る。

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 先日、タクシーに乗って女性ドライバーの方と世間話をしていたら、ご自身は60歳だと自己紹介しながら私の年齢を聞いてきた。

「65歳です」「あ、そう。若そうに見えるわね。でも65歳で働いているのなら契約社員?」

 んんん? でも考えてみれば確かに私は契約社員だ。「ハ、ハ、ハイ、そうです」「契約終了まであと何年?」「3年半です」「その後も働き続けるの?」「どうでしょうか? ボスの意向いかんです」

 ちなみにボスとはこのドライバーの方を含めた国民の皆様です。

★   ★
 12月4日に出演したBS日テレ「深層NEWS」の最後にキャスターの方に、「財政が危機的だとおっしゃるのならどうしたらいいですか?」と聞かれて「もう手遅れです」と答えたら、帰宅してから長男けんたに「印象が極めて悪い」と怒られた。私のブログにも「対応策が言えないのなら単なる評論家にすぎない」というお叱りのメールがきた。以前から「政治家になった以上、だめだ、だめだと言うのではなく建設的な解決策を発信しなさい」とよく言われたものだ。

 対応策はあるにはある。しかし明言するのをはばかられるほど過激だ。財政事情自体が過激なので残念ながら過激な対処策しかないのだ。しかし今の日本の政治土壌でびっくりするほど過激な対処策が受けいれられるとは到底思えない。だから「もう手遅れだ」と言わざるを得ない。


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