「週刊明星」編集部に怒鳴りこんだ舟木一夫さんが逆に恐縮したワケとは (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「週刊明星」編集部に怒鳴りこんだ舟木一夫さんが逆に恐縮したワケとは

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週刊朝日#林真理子
舟木一夫さん(右)と林真理子さん(撮影/写真部・堀内慶太郎)

舟木一夫さん(右)と林真理子さん(撮影/写真部・堀内慶太郎)

 作家・林真理子さんとの対談で、「週刊明星」編集部に怒鳴りこみにいったことがあると明かした舟木一夫さん。その理由とは。

*  *  *
林:そもそも舟木さんは、松島アキラさんの「湖愁」を一緒に歌ったのがきっかけでデビューされたんですよね。

舟木:名古屋のジャズ喫茶に松島アキラさんが来るというんで、友達と一緒に行ったんです。司会の人が「どなたか一緒に歌う人いませんか」と言ったとき、友達が僕の手をパッとつかんで挙げたんです。「はい、そこの君」って引っ張り上げられて、松島さんが1コーラス目を歌って、僕が2コーラス目を歌って、3コーラス目を2人で歌って……。

林:すごくうまかったんですね。

舟木:どうなんですかね。そのとき「週刊明星」の記者に呼び止められて、住所と電話番号を書いて渡したんです。2、3カ月後、学校から帰ったら親父が、「東京の堀さんという人から、テープをつくって送ってほしいと電話があったぞ」って。

林:その「週刊明星」の記者が、堀(威夫。現・ホリプロのファウンダー最高顧問)さんに「うまい子がいた」という話をしたんですね。

舟木:それでデモテープをつくって送ったら、3カ月ぐらいして、また堀さんから電話があって、「名古屋に行くので、親御さんと一緒にお目にかかりたい」と。あとから考えると、ルックス確認なんですよ。まだ僕がどんな顔をしてるかわからないから。

林:不細工だったらそのまま帰ろうと思ったら、背の高い美少年があらわれたわけですね。

舟木:「一日も早く東京に出てこい」ということになって、高校3年生の5月に東京に出て、作曲家の遠藤実先生のレッスンに通いました。その年の秋、堀さんに誘われて会社近くの公園で2人で日向ぼっこしてるとき、「この世界、売れない可能性が99%だ。売れなかったらどうする?」って聞かれて、「僕は売れるために出てきましたから、売れます」と答えたんです。


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