「自分たちのやってきたことを信じて戦い、勝ち切れたことは、すごい自信になる。(五輪に出るからには)メダルをねらいたい」

 一方、同日程で行われた女子の予選には6カ国・地域が出場し、女子日本代表“サクラセブンズ”が決勝でカザフスタンを22−0と下し優勝した。女子は、11月28、29日の日本ラウンド(東京・秩父宮ラグビー場)との総合成績で1位となれば、五輪出場となる。

「もう一度心と体をピークに持っていき、世界一テンポの速いラグビーを、日本ラウンドでも体現したい」(中村知春キャプテン/アルカス谷)

 これまで15人制の陰に隠れていたセブンズ。五輪のアベック出場で、W杯で日本中を熱狂させたエディ・ジャパンに続けるか。

(スポーツライター・栗原正夫)

週刊朝日  2015年11月27日号