「たくさんの本に囲まれて、夜通し好きなだけ本を読みたい!」
本好きなら一度は妄想する、夢のような空間が11月5日、東京・池袋にお目見えした。その名も「BOOK AND BED TOKYO」。ドアを開けると、一面の大きな本棚! 所どころに入り口があり、押し入れのようなベッドスペースが設(しつら)えてある。「泊まれる本屋」をコンセプトにしたホステルだ。
「睡眠の質にこだわるホテルもありますが、寝る瞬間に着目しました。本を読みふけっていて“寝落ち”する一瞬って幸せですよね?」(広報・力丸聡さん)
本のセレクトは書店兼出版社「SHIBUYA PUBLISHING&BOOKSELLERS」が担当。「普段あまり本を読まない人も読める、カジュアルな選書」だという。
ベッドスペースに入ってカーテンを閉めると、狭い空間が妙に落ち着く。あなたなら、どんな本と“寝落ち”しますか?
※週刊朝日 2015年11月20日号