山本昌「ラジコンしたいと思わない」野球への未練明かす

週刊朝日
 プロ野球最年長勝利記録保持者の山本昌(やまもとまさ)が50歳で引退した。大きな悔いが残るという山本が野球への未練を吐露する。

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 できれば生涯現役でいたかった。僕が2軍で一つもアウトを取れないとか、このストレートじゃ無理だと思えれば、納得して引退しました。けど、まだ勝負できる球を投げられてましたので。ただ50歳という年齢と、今のチーム状況を考えたら「やめなきゃいけないな」と。その決断自体に悔いはないです。やり残した悔いはたくさんあるんですけど。

 なんといっても世界最年長勝利記録に届かなかった。大きな悔いです。自分だけの話じゃなく、「中年の星」だとファンの皆さんが注目して応援してくださって……その期待に応えられなかったのが一番悔しい。でも、そのときそのときはきっと一生懸命やっていたはずだし、今、間違いなく一生懸命やったな、という自信はあります。だから、悔いはあるけど後悔はないんです。

 引退を決めたとき、一番に報告したのは星野(仙一)さんです。親よりも先に電話しました。「よく頑張ったな。お前は本当に体が強くてよかった」と言われまして、僕は涙があふれてきて何もしゃべれませんでした。「野球のことだけ考えて人生終われ」とも言われ、遊んでる暇はないぞと。とんでもないこと言う人ですね(笑)。僕という人間をわかってるから、そういう星野さんらしい激励をくれたんだと思います。

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