「1試合3本塁打」の衝撃 ヤクルト山田は球界の救世主 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「1試合3本塁打」の衝撃 ヤクルト山田は球界の救世主

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日本シリーズ第3戦で3打席連続本塁打を放った山田 (c)朝日新聞社

日本シリーズ第3戦で3打席連続本塁打を放った山田 (c)朝日新聞社

「日本一になりたかった。ソフトバンクが強すぎます」

 優勝したソフトバンクが、日本シリーズでヤクルトに唯一の黒星を喫したのが第3戦。そこでシリーズ史上初の1試合3本塁打を放ち、「強すぎる」相手に一人で打ち勝ったのが山田哲人内野手(23)だった。

 シリーズ終了後、山田が敢闘選手に選ばれ、神宮球場は異様な盛り上がりを見せたが、本人は完敗を認め、こう語っていた。

「1日で3本打ったりしたけど、1試合だけ打っても意味がない。コンスタントに毎試合打てるようにならないと……」

 本人からすれば、もちろん、こういう言葉になるだろう。だが、「シリーズ史上初の1試合3本塁打」のインパクトは山田が考えるよりずっと大きい。

 ソフトバンクはレギュラーシーズンを40以上の貯金で圧勝し、クライマックスシリーズ(CS)も加えると今年の勝ち星は100近く。山田の3本塁打を神宮球場で目の当たりにしたベテラン記者がこう話す。

「正直言って、ホークスの担当記者たちもその強さにうんざりしていてねぇ(笑)。第3戦のときも『スイープ(4連勝)して終わりでしょ』と見られていました。メディアにとっても、ヤクルトの1勝は勝負を面白くするために貴重なアクセントで、『救世主』『山田様様』って感じだったんですよ」

 一昨年半ばにセカンドのレギュラーに定着した山田は昨年、日本人右打者最多のシーズン193安打を記録。プロ5年目の今季はトリプルスリー(3割・30本塁打・30盗塁)をクリアしただけでなく、史上初となる本塁打王と盗塁王の同時獲得を成し遂げた。


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