室井佑月 政府は「デタラメなことばかりしている」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月 政府は「デタラメなことばかりしている」

連載「しがみつく女」

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政府の見事な半回転に驚くばかり?

政府の見事な半回転に驚くばかり?

 大筋合意した環太平洋経済連携協定(TPP)。作家の室井佑月氏は政府の“見事な半回転”に驚くばかりという。

*  *  *
 安倍晋三首相は10月15日、JA全国大会であいさつし、環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意について、

「重要品目について関税撤廃の例外を確保した。日本が交渉をリードし、国益にかなう最善の結果を得ることができた」

 と語った。このとき、会場にヤジが飛んだそうだ。

 TBSとテレ朝のニュースでは、そう報道されていた。が、ほかの局は、そのことについてはスルー。

 ヤジが飛んだということまで流して、報道の意味があるんだと思うけど。そこを取り上げなきゃ、ただの広報だ。

 TPPに関して、安倍自民ははじめは断固反対といっていた。それから、聖域はなんとしても絶対に守るになって、ちょっと気が弱く聖域は守りたいな、くらいになって……、見事に半回転し、この国として絶対になんとしてもTPPを進めなくてはならないになった。

 あたしたち国民は、政府の見事な半回転に驚くばかり。どうしてそういうことになったんだ。その具体的な説明もしてもらっていない。

 だいたい、他国との具体的な話し合いが一旦終わってから、この国で対策本部を設置するってどういうこと?

 今更、なにを話し合うの? 決まっちゃったことを、もとに戻すなんて、できるとも思えない。


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