篠原涼子「オトナ女子」は“時代遅れ”? 評論家が分析 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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篠原涼子「オトナ女子」は“時代遅れ”? 評論家が分析

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週刊朝日#ドラマ
「ドラマが視聴者をリードするはずが、3歩くらい時代から遅れている」(※イメージ)

「ドラマが視聴者をリードするはずが、3歩くらい時代から遅れている」(※イメージ)

 今季のドラマが出揃った。数字の上では「相棒」(テレビ朝日系)、「下町ロケット」(TBS系)がリード中だが、見どころはほかにもある。ドラマ評論家などが徹底分析した。

*  *  *
テレビウォッチャーの吉田潮さんが「切り口にハッとした」と言うのは、夫婦や恋人と楽しめそうな「偽装の夫婦」(日本テレビ系・水曜22時)。こちらも初回14.7%と好スタート。45歳の図書館司書を演じる天海祐希が、ゲイの元カレ沢村一樹と偽装結婚する。脚本は「家政婦のミタ」や「○○妻」を書いた遊川和彦。天海と以前組んだ「女王の教室」は大ヒットした。吉田さんは言う。

「理想の夫婦を偽装の夫婦とモジったタイトルが興味を引くし、天海の本音が“字幕”の形で表現されて、その言葉にすかっとする」

 たとえば、結婚準備をどんどん進める沢村の母に対し本音はこうだ。

<いい加減にしろよ、この暴走ババア>

 内田有紀が演じる子持ちのレズビアンも登場するのだが、こうした設定も吉田さんは評価する。

「LGBTと呼ばれる多様な性は誰もが尻込みするテーマ。そこをやってのけるのは遊川さんならでは」

 脚本でドラマ評論家の成馬零一さんが注目するドラマがもう一つ。2年半ぶりに連ドラ主演する篠原涼子が“アゲマンだが幸せになれないアラフォー女性”を演じる「オトナ女子」(フジテレビ系・木曜22時)。

「脚本の尾崎将也は『結婚できない男』や『アットホーム・ダッド』で、モテない男や主夫のようなニッチな題材を見つけた。強い女が定番化した篠原の弱さをどう描くか気になります」

 ところが、ドラマが始まると内容以上に主人公のしぐさが「気になる」という意見が多かった。上智大学新聞学科の碓井広義教授(メディア論)も黙っていない。


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