東尾修 日本シリーズで“ヤクルトが勝つために必要なこと” (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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東尾修 日本シリーズで“ヤクルトが勝つために必要なこと”

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修

ともに「トリプルスリー」のソフトバンク柳田(左)とヤクルト山田がぶつかる (c)朝日新聞社 

ともに「トリプルスリー」のソフトバンク柳田(左)とヤクルト山田がぶつかる (c)朝日新聞社 

 熱戦が繰り広げられている日本シリーズ。西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、ヤクルトがソフトバンクを攻略する方法をこう解説する。

*  *  *
 このコラムを執筆している時点では、24日開幕予定の日本シリーズはまだ始まっていない。第1戦、第2戦と、どんな戦いになっているかは知る由もないが、自分なりの予想も交えて話を進めていきたい。

 私は、ソフトバンクが4勝1敗、4勝2敗あたりで勝つとにらんでいる。打線の破壊力も先発投手の質もソフトバンクのほうが上。ヤクルトのストロングポイントとなっている救援陣に関しても、ソフトバンクのほうがフレッシュな状態だ。

 ソフトバンクは、シーズン中に大差をつけて優勝。工藤監督は救援陣の登板をおおむね60試合以下に抑え、クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージも3試合で済んだ。疲労度の点で違いがある。

 ただ、予想はあくまで予想だ。工藤監督は私の現役時代から親交があり、期待もしている。だが、ワンサイドではつまらない。ヤクルトが四つ勝つために何が必要かを考えたい。

 何はさておき、ソフトバンク打線を抑え込むことだ。ヤクルトバッテリーは、巨人とのCSで、どちらかといえば「走者をいくら出しても本塁にかえさなければいい」という攻め方をしていた。それは、貧打にあえぐ巨人だからこそ有効だった策だ。どこからでもつながるソフトバンク打線を相手にするなら、抑えるべき打者を徹底して抑え込み、打線を分断したい。

 抑えるべき打者とは、3番の柳田と、6番の松田だ。


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