プレデンシャル生命保険執行役員真々田和香子ままだ・わかこ/1993年、東洋女子短期大学卒。プルデンシャル生命保険入社。顧客サービス部、営業人事チーム、支払管理チームなどを経て、2015年4月から現職(撮影/写真部・大嶋千尋)
プレデンシャル生命保険
執行役員
真々田和香子

ままだ・わかこ/1993年、東洋女子短期大学卒。プルデンシャル生命保険入社。顧客サービス部、営業人事チーム、支払管理チームなどを経て、2015年4月から現職(撮影/写真部・大嶋千尋)

『週刊朝日』の長友佐波子編集長が今を輝く女性にインタビューする「フロントランナー女子会」。今回はプルデンシャル生命保険執行役員の真々田和香子さんです。

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長友:いざ管理職になってみて、どうですか?

真々田:やっぱりやってよかったですね。視座も高くなるし、いろんな情報が入ってきて、自分で裁量できることも増えるから仕事が楽しくなりますよね。

長友:女性で若いと、年上の男性の部下が多くて、やりにくかったりしません?

真々田:やりにくくはないけど、気は使いますね(笑)。でも私、一緒に仕事をする仲間に本当に恵まれるんです。私が今いる支払部門は年上の男性が多いんですけど、そこは胸を借りる感じで相談に乗ってもらっています。信頼関係はできていると思いますよ。

長友:「メンバーに恵まれた」って、出世する方はみなさんおっしゃいます。

真々田:何事も一人じゃできないから周りを巻き込んでいかないとダメですよね。

長友:他に管理職として気を付けていることは?

真々田:役員になったときに、自分ができてないと思う五つのことを挙げて、いつも気にかけています。1、何かを考えるときに一つ上の視点ではどうか、という疑問を必ず持つ。2、自分のチーム、エリアだけではなく会社全体への効果についての視点で発言する。3、2日に1回、部下の人材育成について考える時間を30分持つ。4、仕事を委任する際には相手の能力、状態によって必要な指示と支援を柔軟に変えていく。5、仕事を委任する際はその仕事の目的並びに成果の品質と期限を共有する……まだ半年なんで、全然できてないんですけど(笑)。

長友:しかしお忙しそうですけど、リフレッシュする時間はあります?

真々田:はい。実は私、サバイバルゲームが大好きで。

長友:え~! 迷彩服着てエアガン持って走るやつ?

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