増加する「見守りサービス」 使ってみたら親子の交流が増えた! (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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増加する「見守りサービス」 使ってみたら親子の交流が増えた!

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『私たちが心配だからお願い』と子どもから頼むのがコツです(※イメージ)

『私たちが心配だからお願い』と子どもから頼むのがコツです(※イメージ)

 離れてひとりで暮らす老親のことは心配だけど、こまめな連絡や帰省はなかなかできない──。そんな人に便利なのが、高齢者向けの見守りサービスだ。24時間駆けつける手厚いケアから自動の安否確認まで、さまざまなサービスが存在する。しかし、そうしたサービスに対し「まだ元気だから必要ない」と拒絶感を覚える人も少なくない。

 高齢者に週2回、専属の「コミュニケーター」が電話で近況を聞き、家族にメールで報告するサービス「つながりプラス」(こころみ)の神山晃男社長は、サービス利用を親に勧める際のポイントを教えてくれた。

「『ひとりじゃ寂しいでしょう?』『心配でしょう』といった勧め方だと『寂しくない』『大丈夫だ』と反発されやすい。それよりも『私たちが心配だからお願い』と子どもから頼むのがコツです」

 取材を進めるうち、記者も父親になにか試してみたくなった。NTTドコモに「つながりほっとサポート」という、お年寄りが携帯を使うと自動メールで知らせてくれるサービスがあるらしい。携帯は持ってはいるもののほとんど使わない父にどれだけ役立つかは不安だが、無料に背中を押され、試してみた。

 父の古い携帯端末には対応していないとのことで、特別に高齢者向けの端末「らくらくスマートフォン3」を借り、帰省の際に渡してみた。

 案の定、父は「いらん」「わからん」「面倒くさい」と不機嫌に。なんとかなだめすかして受信メールの見方を教えて帰京した。

 NTTドコモの説明によると、父が初めてスマホを触った時間に自動メールが送信され、触らなかった日もその旨や電池残量を知らせる定期メールが届くはずなのだが、なぜか最初の3日間なんの音沙汰もない。当のスマホに電話をかけても通じず、実家に電話すると、本人は「触っているし電源も入っている」と主張する。「やっぱり79歳でスマホは無理か」と挫折しかけたが、電話越しにスマホの状態を問いただし、すったもんだの“格闘”の末、端末がいつの間にか電波を発しない「機内モード」になっているのが判明した。


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