室井佑月「野党のみなさんへ」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

室井佑月「野党のみなさんへ」

連載「しがみつく女」

このエントリーをはてなブックマークに追加
「安倍自民の暴走」を止められなかった野党に失望(※イメージ)

「安倍自民の暴走」を止められなかった野党に失望(※イメージ)

 安全保障法案の成立により、批難の集まる野党。「安倍自民の暴走」を止められなかった彼らに本誌でコラム「しがみつく女」を連載する作家・室井佑月氏は、失望を表す。

*  *  *
 3週前のこのコラムで、この国の国民は売られていく子どもみたいなものじゃないか、という話を書いた。3週間経って、その思いはかなり深まった。嫌だけどさ。

 結局、この国のトップたちが心配し大事にしてるのは、もらわれていく先のご主人の下での、自分のこれからの生活だけかも。

 ご主人のお子様の遊び相手にされるのか、馬番にされるのか。うちら国民は、彼らが馬番になったらそれ以下確定ってことで。ちょっと古いけど、漫画のキャンディ・キャンディの出だしみたいだよ。

 あの漫画の主人公のキャンディはモテモテで、ラスト、大富豪のアルバートさんといい感じで終わる。彼女が愛され成功したのは、決してくじけず、確固たる自分を持った人間だったからだ。

 わかる? この嫌み。ま、自公の方々は屁とも感じないだろうし、民主の方々は気づかないんだろうな。

 これから先の展開について、あたしは怯えている。そして、岡田民主の鈍さにイラついている。

 なぜ、民主党は共産党の提案「国民連合政府」の呼びかけにすぐ乗らないのだ。安倍自民の暴走を止めてくれという国民の声がいちばん大切じゃないのか。「どう?」と聞かれたら、「国民のために、こっちから呼びかけようと思っていたところ」ぐらいいってくれっつーの。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい