ビーカーで乾杯?「遺伝子占い」も楽しめる“理系バー”

週刊朝日#グルメ

東京都新宿区荒木町7。営業は18~26時で、日... (16:00)週刊朝日

東京都新宿区荒木町7。営業は18~26時で、日... (16:00)週刊朝日
 アルコールランプでツマミを炙(あぶ)り、試験管に入ったワインを飲み比べる。サイエンスバー「インキュベータ」(東京・新宿)では、化学実験に使う器具が食器やグラスへと変化する。

「実験器具を愛(め)でながら酒を飲みたいとずっと思っていました」

 と話すのは、店主の野村卓史さん(32)。生物学の研究者から転身し、昨年、店を開いた。顕微鏡や純水製造装置など、店内には本物の器具を揃える。口の中の粘膜を使って本格的に検査する「遺伝子占い」も人気だ。

 一人酒を嗜(たしなむ)む男性(48)は、「小学校の理科室を思い出すね」と懐かしげ。「これで虫を固定したよね」「キムワイプ、使ったなあ」などと、“理系トーク”に花を咲かせる客の姿も。

 人工的に卵を孵(かえ)す機器から店名をとった。「一般の人と科学者など、人と人との関係を“育む”場にしたい」と野村さん。文系の人も理系の人も、ともにビーカーを傾けたい。

週刊朝日  2015年10月9日号

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