ついに“石破派” ポスト安倍への3つのハードルとは? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ついに“石破派” ポスト安倍への3つのハードルとは?

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第1次安倍政権で首相批判をした石破氏を安倍首相はいまだに許していない (c)朝日新聞社 

第1次安倍政権で首相批判をした石破氏を安倍首相はいまだに許していない (c)朝日新聞社 

 次なるハードルは「国会議員からの支持」。石破氏は自民党が野党に転落した1993年に一度離党して出戻った。いまだに反発は強く、前回総裁選の敗因でもある国会議員票の少なさにつながった。

 昨年総裁選規定が変わり、決選投票に地方票が反映される仕組みとなったが、国会議員の支持は一人でも欲しいところだ。石破氏に近い議員が秘策を語る。

「石破さんのことが大嫌いな首相は稲田朋美政調会長を後継にしようとしているが、派閥(細田派)には反発も多い。そこにガンガン手を突っ込んでいく。額賀派や石原派の議員も、よく領袖(りょうしゅう)への不満を口にしている。そんな不満分子の受け皿になれれば」

 今回の派閥化で、良好な関係だった小泉進次郎内閣府政務官が一定の距離を置くことも予想される。随一の人気者をどうつなぎとめるかも重要なポイントだ。

 最後は「カネ」。石破氏は政治資金集めに無頓着で、貯金も少ないことで知られている。若手を高級焼き肉店に招いた際、資産家のOB議員を同席させ、支払ってもらった逸話もある。

 総裁選で勝利を目指すなら、億単位の活動資金が必要とも言われる。今後は派閥領袖として、盆・暮れの若手議員への活動費提供も必要となりそうだ。

 最近、自身のブログに「ベンチャー企業の創設のような感じです」と派閥化の心境をつづった石破氏。自民党という老舗大企業の経営者にのし上がれるか。

週刊朝日  2015年10月2日号


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