熊谷6人殺害 専門家「取り逃がしはミス」埼玉県警の失態とは (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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熊谷6人殺害 専門家「取り逃がしはミス」埼玉県警の失態とは

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県警は一連の対応に問題がなかったとの見解を示した ※写真はイメージ

県警は一連の対応に問題がなかったとの見解を示した ※写真はイメージ

「現代社会では、犯罪が起きてから動くよりも、防犯を重視する警察活動が重要。警察の意識改革が必要だ」

 元神奈川県警刑事の犯罪ジャーナリスト・小川泰平氏は現職時代、外国人に逃げられた経験があるという。

「外国人に事情を聴くときは逃走の可能性を視野に入れておくのが鉄則。不法滞在などの問題を抱えていた場合、強制送還を恐れて必死で逃げる。私が任意で話を聴いていた外国人は、交通量の多い国道1号を全力疾走で横切って逃げた。彼らは命がけなんです」

 小川氏は、14日の事件後の対応も疑問視する。

「県警はこの男性が犯人だとにらんでいたはずだ。近隣住民に『不審な外国人が出没しているから注意してください』と広報したり、機動隊を投入して警戒を強めたりするべきだった」

 埼玉県警では、別の事件で、浦和署巡査部長(31)が12日に殺人などの容疑で逮捕されたばかり。板倉氏はこう話す。

「取り逃がしは明らかにミス。浦和署員の殺人も含め、県警幹部の責任問題に発展するかもしれない」

週刊朝日  2015年10月2日号


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