丸山茂樹がタイガー・ウッズに「よかったなあ」と思った瞬間 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

丸山茂樹がタイガー・ウッズに「よかったなあ」と思った瞬間

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

このエントリーをはてなブックマークに追加
近年、国内では若手選手の活躍が目覚ましい(※イメージ)

近年、国内では若手選手の活躍が目覚ましい(※イメージ)

 ジョーダン・スピース(22)=米国=は今シーズンのメジャーを優勝、優勝、4位、2位で終えました。自身初の世界ランキングトップに立ったのです。22歳と20日での世界トップは、タイガー・ウッズ(39)=米国=に次ぐ2番目の若さだそうです。

 これを聞いたときに思ったのが、「タイガー、この記録は抜かれなくてよかったなあ」と。タイガーの打ち立てた数々の記録がどんどん抜かれていってますからね。ゴルフが完全な「パワーゲーム」の時代になった証しなんですかね。ドライバーで380ヤード飛ばしちゃうなんて、どこまでいくんだって感じですけどね。

 そして岩田寛(34)ですよ。頑張りましたねえ。初日は77と大たたきしましたけど、2日目にメジャーの18ホール最少スコアタイ記録の63! 結局7アンダーで21位でした。

 全英オープンの練習ラウンドを見てると、ヒロシがものすごく飛ばしてたんです。松山英樹(23)より20ヤードぐらい先にいってましたから。この活躍の予兆はありましたね、あのときに。

 ヒロシは来シーズンの米ツアー出場権をかけた入れ替え戦に出場します。9月10日からのこの試合は、彼にとってゴルフ人生の分岐点と言っても大げさじゃない。貪欲(どんよく)にシード権をつかみ取ってもらいたいです。

 松山英樹は37位でした。この前週から2週間は思うようなゴルフができなかったですね。でもね、こんなこともあるんですよ。英樹の安定感は、もはやトッププロの間でも周知の事実。米ツアー本格参戦2シーズン目で立派な戦いができてるという事実の方に目を向け、胸を張ってプレーオフシリーズ(8月27日~)に臨んでほしいです。

週刊朝日  2015年9月4日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい