ボルト超えたサニブラウン「陸上にはまったのは最近のこと」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ボルト超えたサニブラウン「陸上にはまったのは最近のこと」

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陸上日本選手権に出場したサニブラウン。記録的に低調が続いた男子短距離に新風 (c)朝日新聞社 

陸上日本選手権に出場したサニブラウン。記録的に低調が続いた男子短距離に新風 (c)朝日新聞社 

 8月22日から中国・北京で始まった世界陸上に注目が集まる。期待の新星、東京・城西高校2年生、サニブラウン(16)が出場するからだ。ウサイン・ボルトの大会記録や桐生祥秀の高校記録を超えた俊足の未来は?

「まだまだ粗削りで修正する部分は多い。上体なんてバラバラですし。ただ、その分伸びシロがある。手足が長く、身体的にも恵まれていますから」

 日本陸連の男子短距離部長の苅部俊二氏が、そう評価するのは「世界陸上北京」(30日まで)に日本史上最年少で出場するサニブラウン・アブデルハキームのことである。

 ガーナ人の父と陸上選手だった日本人の母を持つ日本生まれ、日本育ち。今年6月の日本選手権では16歳ながら100メートルと200メートルでともに2位になって注目を集めた。7月にコロンビアのカリで行われた世界ユース(17歳以下)で100メートル10秒28、200メートル20秒34を記録。ともに自己ベストを更新する走りで2冠に輝き、世界陸上の参加標準記録(20秒50)を突破して一気に日本代表の座を手にした。

 そして、驚くべきはその200メートルの優勝タイムが王者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の持っていた同大会記録(20秒40)を0秒06上回ったほか、ここ数年日本スプリント界の話題を独占していた桐生祥秀(現東洋大)の日本高校記録をも更新したことである。

「調子は良かったですが、さすがに20秒3台は出るかどうかだったので出たときはびっくりしました」

 本人はそう笑うが、今季は走るたびに記録を伸ばしている感があり、今後どこまでタイムが伸びるかに多くの関心が集まっている。


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