「命どぅ宝だよ」 知花くららの祖父に残る日本兵への怒り

戦後70年

2015/08/15 11:30

 終戦から70年が経ち、減っていく戦争経験者たち。モデルで国連WFP日本大使の知花くららさん(33)の祖父、中村茂さん(86)は、沖縄戦で米軍の捕虜となったひとりだ。当時、住民は「捕虜になるのは恥」だと教えられていたため、集団自決をしようとしたが、中村さんは生き残ったのだ。かつて戦場だった森の中を歩いていたとき、知花さんの背後で突然立ち止まって「生き残って申し訳なかったなあ」と言ったという。その意味とは。

あわせて読みたい

  • 「私を殺して!」 知花くららの祖父が生き残った沖縄戦

    「私を殺して!」 知花くららの祖父が生き残った沖縄戦

    週刊朝日

    8/15

    【秘話発掘】横井庄一さんは殺される寸前だった! 知られざる“元日本兵生還劇”の舞台裏

    【秘話発掘】横井庄一さんは殺される寸前だった! 知られざる“元日本兵生還劇”の舞台裏

    dot.

    10/31

  • “立派なおじいちゃん”は沖縄戦で自決した司令官だった

    “立派なおじいちゃん”は沖縄戦で自決した司令官だった

    AERA

    6/23

    知花くらら 短歌に込めた「激情」とは? 偽善、嫉妬…自分と向き合った

    知花くらら 短歌に込めた「激情」とは? 偽善、嫉妬…自分と向き合った

    AERA

    2/17

  • 「どうかしている今日の私は」 知花くららと永田先生が選んだ“恋”の短歌

    「どうかしている今日の私は」 知花くららと永田先生が選んだ“恋”の短歌

    週刊朝日

    1/6

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す